昨日の読売新聞の人生相談。
秀逸だった。
相談内容が
何かすれば あのとき こうしておけばよかった とか
何か変えば あのとき こっち買うんじゃなかった とか
たえず後悔してしまい そして引きずる性格をなんとか治せないかというもの。
わかる。
わたしも だんだん優柔不断さが増してるし
ああしとけはよかった とか しょっちゅう。
人とのつきあいも もっといい言い方があったのでは とか しょっちゅう。
そして悪い結果だと
引きずりまくる。
で 回答者が 小川 仁志(哲学者)さん。
わたしはこの方と
大日向 雅美(大学学長)さん
藤原 智美(作家)さん
海原 純子(心療内科医)さん
の回答の仕方が気に入っている。
で 回答。
ごく簡単に要約するならば
選択の余地などなかったと考えろ。
選択は一つだったと。
続き。
中国の思想家、荘子の万物斉同という考えは、すべてのものは一つだと捉えるものです。
人間は神ではないので物事の全体を見ることなどできません。そのためおのおのの部分だけを見て、あたかも違うものであるかのように思っているだけなのです。
ただでさえ 時間は過ぎていくのに 過去に時間はさけない。
後悔しそうなときは
これしかなかった!
と 考えたらいい。
今が大事なんだから。