「PD Main Me」パーキンソン病をおともに やりたいことやる人生の旅にでよう! ひとりじゃないよ。〜ryokanamamaのブログ〜

50歳パーキンソン病歴6年め大学生高校生を持つ母です。。看護師歴30年なんとか現役で働いています。PDとして 母として 看護師としていろいろ教えてもらったことや考えたことなど書いてます。

脳の代償機能

今 韓国ドラマの 

 

「医師ヨハン」 

 

をみている。

このドラマ 原作は 

 

久坂部羊の『神の手』。

 

ここ10年ほど 本を読まなくなったけど それまでは2週間に1回 子どもたちと図書館に行き 貸出可能な限りの本を借りて読んでいたときの記憶にある作家。

 

「廃用身」 「破裂」 「無痛」

 

と読んだ覚えがあるし 久坂部羊といえば

「無痛症」を思い出すのだけど この「医師ヨハン」も 無痛症がキーワードのひとつ。

(ほかにも終末期医療や安楽死などキーワードがあるけど)

 

ドラマの中で無痛症の患者が痛みや温冷感がわかるようになったというシーンがある。

感覚がでてから強烈な痛みを訴えたりするのだけど 本来はあり得ないこと。

なぜこのようなことが起こったかというと 

 

脳のほかの部分の代償機能が働いたから。

 

幻肢痛 切断後 ないはずの部分の痛みを感じるものと同じ原理だそう。

 

脳って 脳だけでなくて 身体ってすごいよな。

 

なければ 必ず 補おうとする。

 

パーキンソン病にも 代償が起こることがあって ジスキネキジアの原因がそう。

 

脳の可逆性_代償機構について②

 

https://ryokanamama.hatenablog.com/entry/2020/07/20/%E8%84%B3%E3%81%AE%E5%8F%AF%E9%80%86%E6%80%A7_%E8%84%B3%E3%81%AE%E4%BB%A3%E5%84%9F%E6%A9%9F%E8%83%BD%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6%E2%91%A1

 

過去に書いてたわ。

 

代償機能が発達すればいいってものではない。

やっぱり本来のものではないから 加減ができないから 支障を生じる。

 

ただ この代償機能 切実に祈る 人の気持ちに応えようとして 発達したとしか思えず 愛しいものに思えて 憎めない。