「PD Main Me」パーキンソン病をおともに やりたいことやる人生の旅にでよう! ひとりじゃないよ。〜ryokanamamaのブログ〜

50歳パーキンソン病歴6年め大学生高校生を持つ母です。。看護師歴30年なんとか現役で働いています。PDとして 母として 看護師としていろいろ教えてもらったことや考えたことなど書いてます。

母のこと

わたし思う(人それぞれ見方がある)母は よくいえば包容力?😅がある 悪くいえばテキトーな人。

 

「まあまあこんなもんやろ」

の基準がゆるいので 昔はよくイライラしたもんだ😅

 

このテキトーな性格をあらわすことで よく覚えているのがカレーライスのこと。

 

作り方をよく読むということはしないから とにかく目分量 テキトー。

 

「今日のカレーちょっとしゃばしゃば(←みずっぽい)やなあ」というと 「こんなもんやろ。カレーはこれぐらいの方がおいしい」 といい 「なんか今日のカレードロドロすぎん?」というと 「これがおいしいんやん」という😅

 

結局 自分でカレーを作るようになるまで どれが正解なんかわからないまま😆

 

すべてがすべて そんな感じ。

 

出かける前に 「この格好おかしくない?」とか聞くと 「笑う人は笑顔よしや」と返される。

 

まあ 3LDKの狭い家に 義父義母との同居で6人家族。寡黙でねぎらいの言葉なんていわない父なんで いろいろ苦労やストレスも多かっただろうし そうでもないとやっていけなかったんやろうなあと思う。

 

その母の性格に イライラすることもあるが ずいぶん助けられてきた。

うちの母は 話しを聞くのが上手。

決して否定をしない。

 

いつも

「そやな。ほんまに。」

と わたしの愚痴や文句を聞いてくれる。

前にいってたときと真逆なことをいってても😆

だから わたしは悩み事とか 腹が立って納得がいかないことなどは 母に話しすることで解決してきた。

といっても 母が答えをいうわけではない。

 

これはわたしに関わらず 答えなんて最初から本人がわかってることで 人への相談なんて 背中押してもらうためだけだと思うし。

 

わたしも母を見習ってと思うけど 子どもと話してもつい自分の答えを押しつけてしまい失敗する💦

 

が 母も80歳を過ぎ 認知症状もあり わたしがパーキンソン病であることを知らない。

 

今では物事をすぐ忘れてしまうので いっそパーキンソン病を告白しても また次会うときは忘れてしまうかもしれないから 聞いてもらおうかと考えたりするけど そうだとしても話しを聞いたら そのときは心配するだろうし。

 

わたしがいかに母に助けられてきたか。

 

テキトーで いい加減な母。

ニコニコ愛想よしでもないのに 友だちが多い母に疑問だった。

 

50歳を過ぎて ようやく母の偉大さに気づく。

 

わたしも母を見習いたい。