パーキンソン病は進行性難病である。
それはパーキンソン病と調べると どこにも書いてあることで 「治ります」とは 残念ながら今のところ書いていない。
たまに パーキンソン病は治る!というような題名の本を見ることがあるが 科学的根拠があるのかないのかは不明。
ただ このような本が出る背景には 人によりさまざまなな経過をたどるからじゃないかと思う。
それはゆっくり進行していくからなんかなあ?
よくわたしが仕事で高齢の方にいうのは
状態のいいときにしっかり栄養をとることや 運動して体力をあげていくと
急なアクシデント たとえば肺炎や骨折になっても低下の具合を抑えることができ その後の回復も時間が短くて済むので 調子のよいときの生活が大切ですよ
ということ。
たとえば⬇️⬇️⬇️(手書きで申し訳ない)
黒線が通常の年齢による機能低下の線。
本来なんもなければ このように低下していく。
が 青や赤の線のように ガクンと下がるようなアクシデントがあると 通常より低いところを経過してるのがわかると思う。
このガクンと下がるのは たとえば骨折とか肺炎とか なんらかのアクシデント。
ただ なんで青と赤が最後違うかというと
機能の落ち方に差があるのだ。
だから 元気なときに機能を維持向上させておくと
下がり方が少ない
下がってからも戻しやすい(加齢という条件はどうしようもないが そのほか)
という理屈である。
きちんとすれば すべてがすべてを 機能低下を少しで済ませられるといってるわけではない。
発見が遅かったり 病気が複雑に絡み合ってたり 生活上ストレスなど精神的要因が加わったりで すべてがすべて緩やかにできるというわけではないのはわかっていただけると思う。
が このように加齢による機能低下で考えると 病気の進行も 天に任せるのではなく 自分の力でなんとかできることもあるのだ
という希望が持てるんじゃないだろうか?
その自分の力が
病気の正しい理解
正しい治療
リハビリ
環境づくり
自分自身の理解
とかじゃないかなと思ってる。
続く。