「PD Main Me」パーキンソン病をおともに やりたいことやる人生の旅にでよう! ひとりじゃないよ。〜ryokanamamaのブログ〜

50歳パーキンソン病歴6年め大学生高校生を持つ母です。。看護師歴30年なんとか現役で働いています。PDとして 母として 看護師としていろいろ教えてもらったことや考えたことなど書いてます。

入れて出す これが基本

こういってしまえば 身もふたもないけど 

生きていく上での基本は

 

入れて出す

 

だと思う。 

      

栄養を入れて 排出物を出す。

 

どんなに可愛くても お金持ちでも 若かろうが お年寄りだろうが一緒。

 

これ 同僚と排便コントロール目的のお宅に同行したときに 同僚が言った言葉。

 

その通りやなと覚えている。

 

ただ 基本だけど なかなか難しくなってくる。

 

入れるのは口からが基本だけど 口からが難しくなれば 直接 胃や食道 腸に入れる もしくは点滴で入れる。

 

出すのはお通じだけど このコントロールしに訪問することが多い。

 

訪問看護の場合 排便コントロールは介護者の負担軽減も大きいので 施設とはまたちょっと違う。

 

内服してもなかなか出ない。

でないからといってさらに内服すると 硬い便が肛門をふさぎ その横からダラダラと軟かいのがでて 

 

拭いても拭いてもでるんです! 

 

という状態になる。

そうなると浣腸摘便になる。

 

摘便は直腸に指を入れて 便をかき出すのだけど 痛いし 腸を傷つけるかもしれないのでやらなくて済むならやらずに済ませたいが それが施設などと違うところ。

 

訪問看護は滞在時間が決まっているから その時間内に出してしまいたい。  

 

便の始末が大変なわけで 介護者に

 

あとよろしく!

 

ってわけにはいかないから。

 

もちろん肛門付近まで便がおりてないと 出せないわけで いくらお腹マッサージしてもおりてない時は 

 

出ないけど 後から出るカメしれません

 

と 後ろ髪引かれなかまら帰る。

 

この出すって行為 ほんとお金持ちだろうが 偉いさんだろうが みな平等。

 

入れたものは出さないといけない。

 

よく考えたら 

 

入れたら出す

 

は 何事においても基本なんだなあ。