「PD Main Me」パーキンソン病をおともに やりたいことやる人生の旅にでよう! ひとりじゃないよ。〜ryokanamamaのブログ〜

50歳パーキンソン病歴6年め大学生高校生を持つ母です。。看護師歴30年なんとか現役で働いています。PDとして 母として 看護師としていろいろ教えてもらったことや考えたことなど書いてます。

災害弱者

最近 大きな地震が多い。

地震だけではなく 大雨による土砂災害も多い。

 

地震 雷 火事 親父。

 

親父をのぞき わたしはすべて怖い。

 

阪神淡路大震災を経験してるが あの状況下でオフだったらどうしようもない。

まだわたし1人ならば諦めもつくけど 母と過ごしているときはどうなることか。

 

以前 脳性麻痺のあるお子様を担当していたとき ちょうど東日本大震災があり 海側にあるお宅もけっこう揺れたらしい。

そのときに その子のお母さんが

 

避難しないといけなくなれば この子が避難所で過ごすのは無理(体調やら 奇声をあげたりで周りへの迷惑やら)だから わたしたちはここにいます。

 

と話され 

 

そんなこといわず 避難してください

確認しておいてください

 

と その考えに驚いたのだけど 今はその気持ち よくわかる。

 

わたしが訪問看護の仕事に限界を感じた理由のひとつも 緊急時の対応とオフ状態。

 

今年のお正月。

能登地震の日 実家で母とわたし ダンナと3人でいたのだけど 身体の動きがイマイチなときにテレビで

 

緊急地震速報

 

とでて 慌てながら そして対象地域ではなかったのに揺れたとき この状態では逃げられないと思った。

 

阪神淡路大震災経験者どうしで話しすることがあるが みなの共通認識は 生きること。

命があれば なんとでもなるという結論だけど 逃げられるひとばかりでもない。

 

こういう災害弱者がいることも理解してほしい。