「PD Main Me」パーキンソン病をおともに やりたいことやる人生の旅にでよう! ひとりじゃないよ。〜ryokanamamaのブログ〜

50歳パーキンソン病歴6年め大学生高校生を持つ母です。。看護師歴30年なんとか現役で働いています。PDとして 母として 看護師としていろいろ教えてもらったことや考えたことなど書いてます。

さようなら コンピューターミシン

ブラザーミシン。

M3000 コンピューターミシン。

嫁入り道具のひとつ。

 

今 84歳の母は5年ほど前までずっと洋裁の仕事をしてきた。

わたしが小さな頃は 仕立て屋で洋服をオーダーされる方もそこそこおられ 母は仕立て屋から仕事を請け負っていた。

 

その後 だんだん既製服が増え オーダーの注文が減ったのと 既製服によるリフォームの仕事が増えた。

 

最後は近所の人から持ち込まれたものをなおしていたけど これがまあ たくさん。

 

そんな感じだから 作業場があり うちの子たちはミシン糸を積み木がわりに遊んでいたし わたしもよくしつけ糸をはずす手伝いをした。

 

ミシンも大切な商売道具で 定期的にミシン屋さんがメンテナンスにきてたように思う。

そのときに わたしと妹に嫁入り道具に月賦でコンピューターミシンを買ったらしい。

 

妹は世の中の結婚年齢より10年遅かったけど 嫁にいかんかったら どうするつもりやったんやろ?

 

その卓上式のコンピューターミシン。

そんな頻繁ではないけど いろいろ作った。

 

子どもたちの学校に必要なもの 丈なおしなどのリフォーム 簡単な洋服やカバン。

 

それがコンピューターパネルが反応しなくなり 返しがうまくできなくなり。

 

修理するには 買った方が安いし 妹がミシンをくれるというし。

 

1年悩んで この前 いよいよ返し縫いがうまくできなくなって さようならする決心かついた。

 

母が月賦で買ってくれたってだけで ありがたいと(妹はそうでもないらしい)捨てがたかったけど。

 

まだ今のところ ゆっくりならミシンもなんとかできる。動かしにくいときだけでなく ジスキネキジアがでているとき ちょっと使うの怖いなあと思うときもあるけど 作業する楽しさが上回る。

 

いつまでできるかわからんけど できる間にいろいろ作ってみたい。

 

さようなら コンピューターミシン。

今までありがとう!