「PD Main Me」パーキンソン病をおともに やりたいことやる人生の旅にでよう! ひとりじゃないよ。〜ryokanamamaのブログ〜

50歳パーキンソン病歴6年め大学生高校生を持つ母です。。看護師歴30年なんとか現役で働いています。PDとして 母として 看護師としていろいろ教えてもらったことや考えたことなど書いてます。

父の介護と死生観④

父が亡くなる前の1年間 あれよあれよという間に 症状が悪化していきました。

わたしが在宅で父を介護したのは 1年もありませんでしたが

仕事、子育て含めた家事、介護は 自分が決めたものの なかなか大変で 

いつまで続くのか

とわたしだけでなく 母も 主人も 口には出さなくても考えたことがありました。

 

が 父が急にいなくなって わかったことは

たとえ座ることも話すこともできなくても この世にいてくれるのと いなくなるのは 全然違うのだということ。

人は生きてくれているだけで 誰かの支えになるのだ ということです。

 

あと 後悔というのは どれだけのことをしても生じるものなのだということ。  

 

ほかにも いろいろなことを 父から学びました。

 

1年も満たない生活でしたが 子どもたちも 父と過ごすことで 学ぶことがあったと思います。

 

と 長くなりましたが  

わたしはこの経験を通して  

また 看護師という経験を通して 

自分のためにも 必要としてくれる人のためにも

もういいよ

と わたしの寿命がくるまで  

どんな状態になっても 生きてやる!

 と思っていますし

決められた寿命までは心臓はとまらないのだから 身体を粗末にせず できる限り充実した生活を送ることができるように こころがけなければならないのだ

と 父に教えてもらいました。

 

おわり